2005年04月23日

私の歴史認識

アジアで唯一、西欧流近代化が比較的早くできた我国は、
富国強兵に邁進し、遅れて帝国主義国家となった。
そのころ、西欧列強はアジアをはじめ世界各地の植民地から収穫物を収奪し、
自国の人々を権力者として移民させ統治させ、
被統治者は懐柔され彼らに協力するか、独立を願い抵抗するか、
しかし、多くは貧しいままに酷使され死んでいったのだろう。

遅れを取り戻そうとするがごとく、理念は違っていたとしても、
結果として我国の指導者は西洋の帝国主義の轍を踏んだ。
曲がりなりにも西洋列強を追い出したあと、
傀儡政権に見せかせの統治をさせたりしたのはまずかった。
ましてや、民族として独立が難しいから併合してしまうというのは、
もっと自尊心を傷つけたことだろう。

西洋列強に変わっただけだったのだから。
西洋列強はドイツにてこずっていたので、武器を“真に独立を願う野心家”に渡し、
日本をやっつければ独立だと、利害が一致したことだろう。
泥沼だ。

中国大陸では、毛沢東と蒋介石の軍隊と戦い、
ソ連の侵攻にビクビクしながらも満州へ多くの日本人を移民させた。
緊張感と恐怖感から、傲慢になったのだろう。
遠藤周作の『海と毒薬』で描かれた人体実験とか
ハルピンの石井機関とか七三一部隊とかの人体実験もあったのだろう。
戦闘のなかで「南京虐殺」もあったと思う。
「南京虐殺」にしても、山本七平の「私の中の日本軍」では“なかった”と描いていたと思うが、
本多勝一の「ペンの陰謀」で山本は“うそつき”と言っていたと記憶する。
人を殺したのは間違いないのだから、
それを虐殺というか戦闘というか、死んだ人の数でもないと思う。
我国に対する大空襲にせよ原子爆弾投下にしろ、
戦闘能力のない穴倉の兵隊にむけて火炎放射器をかけることにしろ、
事実としてあった。
それを虐殺というか、戦闘というか、死んだ人の数ではあるまい。

【お断り】
私の読後感想は記憶によるもので、思い違いがあるかもしれません。
もし問題があるようでしたら、ご指摘ください。

posted by 友よ!! at 18:09| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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